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タジキスタン 基本情報

TAJIKISTAN

TAJIKISTAN
正式名称 タジキスタン共和国 / Republic of Tajikistan
元首 エモマリ・ラフモン大統領 / Emomali RAHMON
人口 約930万人(2019年)
首都 ドゥシャンベ
民族グループ タジク系(84.3%),ウズベク系(12.2%),キルギス系(0.8%),ロシア系(0.5%)
言語 タジク語(公用語)、ロシア語
宗教 イスラム教(スンニ派、イスマイール派)
面積 約14万3,100平方キロメートル(日本の約40%)
ビザ 必要。電子ビザも可。
電気・電圧 220V-240V/50Hz:Cタイプ
通貨 ソモニ Somoni (TJS)
1TJS= 11.6円 ※2019年12月現在
国旗

タジキスタン国旗

1995年制定された国旗。赤は国家統合、白はタジキスタンで産出される綿と国民統合、緑は国土の自然を表している。中央の紋章は7つの星に囲まれた王冠で、独立、友情、友好を表している。
気候 タジキスタンは大陸性気候で,夏は乾燥し,秋から春にかけて降雨量が増えます。6月~9月は暑く乾燥した気候となり,最高気温が40度を越え,12月から2月にかけては,平均気温は零度以下になり雪が積もることがある。劣悪な電気事情のため,停電が多く冬季は厳しい寒さに見舞われるので注意が必要。
交通事情 ドゥシャンベ空港から街の中心地までは約3㎞離れており、主にタクシーで移動する。バスもあるが、空港から少し離れたところに乗り場があるため注意。国内の長距離移動ではバスが無く、一般的にシェアタクシーでの移動となるため、注意が必要。
電話のかけ方 日本からタジキスタンへ : 国際電話認識番号+992+市外局番(0を取る)+電話番号
タジキスタンから日本へ : 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号

出典:外務省の各国基本情報HP

都市情報

CITY INFORMATION

ドゥシャンベ

「ドゥシャンベ ~スターリンの町~」

タジキスタン共和国の西部に位置し、同国の首都であるドゥシャンベ。1961年まではスターリンの町を意味する「スタリナバード」と呼ばれていた。

ドゥシャンベには紀元前5世紀の遺跡もあり、古くからの定住地でもあった。しかし、20世紀初頭までは小さな村であった。ドゥシャンベはタジク語で「月曜日」を意味し、毎週月曜日に市が開催されていたことが由来である。

19世紀のロシア革命後、ボリシェヴィキの影響が中央アジアまで及ぶと同時に、ドゥシャンベはタジク人、ウズベク人の反革命軍の拠点として抵抗をつづけた。1922年に赤軍の手に落ちると、1929年ドゥシャンベはタジク・ソビエト社会主義共和国となり、その首都に指定された。それと同時に名前を「スタリナバード」へと変わった。

1991年にソビエト連邦の崩壊を機にタジキスタン共和国として独立するも、1992年の秋ごろからイスラム勢力を中心とした反政府派との争いが内戦に発展し、5年に及ぶ内戦で多くの被害と120万人もの難民を生んだ。内戦終了から20年近く経つ現在では、治安は安定している。

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