ロシア・旧ソ連地域への旅行で役に立つ豆知識②
「ロシア・旧ソ連地域への旅行で役に立つ豆知識①」の続編となります。
今回も、様々な豆知識や役に立つ情報をご紹介していきます。
<乾燥対策>
現地や機内での乾燥対策で日本から持参すると役に立つハンドクリーム。現地の乾燥具合がひどいわけではありませんが、季節によってはあったほうが便利だと感じることもあるでしょう。現地でハンドクリームを購入することも出来ますが、ハンドクリームの調達のために観光の時間を少し割くのはもったいないため、日本からの持参をおすすめいたします。また、コンタクトレンズを使っていらっしゃる方は、コンタクトレンズの保湿用の目薬を持参されることおすすめいたします。
<トラベル用のシャンプーなどの持参>
もし必要であれば持参したい、普段使っているメーカーのシャンプーやリンス、ボディーソープ。基本的に、ホテルには備え付けの物があり、日本と変わらない品質の物があるものの、実際に使ってみたら自分の髪などに合わなかったということが稀にあるかもしれません。現地のスーパーなどで調達することも可能ですが、日本から持参したほうが無難でしょう。ちなみに、そういった物を機内へ持ち込む場合はハンドクリームも含め、液体として持ち込める量に制限があるため注意が必要です。
<折りたたみ傘の持参>
ロシアへの旅行だけではなく、日本国内を観光する場合であっても、念の為持っていく場合が多い傘。ただ、日本国内の観光とは違い、現地で雨が降っても1〜2時間以内に雨が止むことも少なくありません。そのため、傘を持っていない方や、服のフードを被って雨の中、歩いていらっしゃる方もいらっしゃいます。それでも、現地で強い雨が降ることもありますので、折りたたみ傘を持っていくのが良いでしょう。
<自転車移動>
ロシア、特にモスクワやサンクトペテルブルクといった人口密集地ではよく渋滞が発生し、目的地まで辿り着くのにナビの2倍の時間がかかることも珍しくはありません。地下鉄であれば車より早い時間で移動出来るものの、出来れば風景を見ながら街中を移動したいですよね。そのような時におすすめしたいのが自転車での移動です。モスクワやサンクトペテルブルクなどではシェアサイクル(自転車シェアリング)のサービスがありますので、自転車を使って街並みを観光してみるのもおすすめです。
<盗難対策>
海外旅行での盗難対策グッズとして旅行ガイドやネットなどで良く紹介されているウエストポーチや首掛け財布。ズボンのポケットに貴重品を入れるよりは安全でとても便利です。しかし、パスポートやクレジットカード、現金などの貴重品をまとめて入れるのはリスクがあるでしょう。ロシアや旧ソ連圏の国々の治安が悪いわけではなく、どの国でもそうですが、スリやひったくりが全くないわけではありません。そのため、貴重品は頻繁に使うクレジットカードや現金と、空港以外で使う機会が少ないパスポートで分けて持つのが良いでしょう。
<ポストカードを年賀状として日本へ送る>
前回、郵便局で切手をお土産として購入することをご紹介いたしましたが、もし年末に郵便局へ訪れるのであれば、現地の郵便局から家族や親しいご友人にポストカードを年賀状として送ってみてはいかがでしょうか?
ポストカードはお土産屋やスーパーなどで購入ができ、郵便局での発送手続きもあまり難しいものではありません。
<ニット帽や耳あての持参>
世界史で習う冬将軍のイメージが強いロシアですが、現地を旅行中にそのような厳しい寒さを経験することはほとんどありません。シベリアの一部のエリアなどで-30℃以下になる場所もありますが、人気観光地のモスクワやサンクトペテルブルク、ウラジオストクなどを訪れてみれば、思ったより全然寒くないと感じるでしょう。ですが、風邪をひかないような十分な服装で行くことは重要で、暖かいコートを着ていくだけではなく、手袋やニット帽なども持参し、手や耳の冷え対策をしたほうが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
他にもたくさんあるため、全てご紹介することが出来ませんでしたが、この記事がきっかけで、旅行中の移動がスムーズになったり、より充実した旅行になれば幸いです。