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ロシア 基本情報

RUSSIA

RUSSIA
正式名称 ロシア連邦 / Russian Federation
元首 ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン大統領 / Vladimir Vladimirovich Putin
人口 約1億4680万人(2017年)
首都 モスクワ
民族グループ ロシア人(78%)、タタール人(4%)、ウクライナ人(1%)、その他(17%) 182の民族
言語 ロシア語(公用語・国語)、その他 各民族語
宗教 キリスト教(ロシア正教、カトリック)、イスラム教、ユダヤ教、仏教など
面積 1,710万㎢ (日本378,000㎢の約45倍)
ビザ 必要
電気・電圧 220V-50Hz:ヨーロッパCタイプ
パスポート ロシア出国時残存期間6ヵ月以上、余白欄見開き2ページ以上
通貨 ロシア・ルーブル (RUB) 1RUB = 1.70円 ※2019年11月現在
国旗

アデルバイジャン国旗

オランダの国旗を基にしたという説と白馬に乗り、青いマントを羽織った聖ゲオルギオスが赤い大地で竜を倒す様が描かれたモスクワ大公国紋章を基にしたという説がある。白は高貴と率直、青は名誉と純潔性、赤は愛と勇気を表していて、それぞれベラルーシ人、ウクライナ人、ロシア人を表しているともいわれている。
気候 国土の大部分が寒冷な気候であり、涼しい夏と極寒の冬が特徴。ヨーロッパロシアでは1~2月の平均気温は-10℃前後だが、内陸部では-50℃以下になる場所もある。 降水量は年間で30~50mm程度だが、ヨーロッパロシアでは夏場には80mmほどになる地域もある。ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分断するウラル山脈を国内に有している。
交通事情 各市内での移動はメトロやトラム、バスなどが充実しているが、ロシア語のみの表記のものが多く、初めての渡航の際はあまりお勧め出来ない。 また、ユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道もあり、ロシア国内のみであれば極東のウラジオストクからモスクワまでを約1週間で移動可能。
電話のかけ方 日本からロシアへ : 国際電話認識番号+7+市外局番+電話番号
ロシアから日本へ : 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号

都市情報

CITY INFORMATION

モスクワ

「モスクワ ~ヨーロッパ最大の都市~」

ロシア連邦の首都。ヨーロッパでもっとも人口の多い都市(2020年現在 1250万人)であり、その90%以上をロシア人が占めている。街の中心をモスクワ川が蛇行しながら流れており、クルーズでモスクワの街を遊覧観光することも出来る。中心地にクレムリンと赤の広場があり、そこを中心に円状に広がるように街が出来ている。このような作りになったのはモスクワの街の成り立ちに起因しており、クレムリンの周辺から徐々に境界を大きくしていった名残である。現在も残るクレムリンの城壁を初めとし、キタイ・ゴロド、ベールイ・ゴロド(白い町)、ゼムリャノイ・ゴロド(土の町)と広がっていった。市内には地下鉄網が張り巡らされており、現在も拡張中である。地下鉄の駅は豪華絢爛な装飾が施され、地下宮殿と呼ばれるほどである。

ロシアにモンゴル軍が侵入した頃(13~15世紀頃)よりロシアの中心が南から北に移りモスクワ大公国として一時代を築いたが、ピョートル大帝がサンクトペテルブルクを建設したことで首都の座を譲った時期もある。ソ連の誕生と共に首都に返り咲き、その後も首都となっている。

ソ連崩壊後の1992年より市西部に近代的な建物が立ち並ぶモスクワ・シティーが建設された。この新区画は業務や娯楽などの施設が立ち並びモスクワの新たな中心地として注目が集まっている。

観光スポット情報

クレムリン
KREMLIN
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

モスクワ最大の観光名所です。 クレムリンとは本来城塞を意味するロシア語で、各地にさまざまなクレムリン史跡がありますが、モスクワのクレムリンが1番有名です。1156年にユーリー・ドルゴルーキー大公が木造の要塞を立てたのが最初の姿で、現在のような形になったのは15世紀です。内部には教会、僧院、宮殿などがあります。 1990年に世界文化遺産に登録されました。

(注意)城壁の内部への手荷物持込禁止です。ビデオ撮影禁止・写真撮影料金が別途掛かります。
イワン雷帝の鐘楼
BELL TOWER OF IWAN THE TERRIBLE
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

クレムリンの中心に建っておりかつては軍事用の監視塔も兼ねていた鐘楼です。

ウスペンスキー大聖堂
USPENSKY CATHEDRAL
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:木曜日(宗教行事等で入れない場合があります。)

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

クレムリン内にある最も重要な聖堂で、ロシア正教の総本山として、ウラジーミルにあるウスペンスキー聖堂を模して建築されました。ロシア帝国の国教大聖堂としてツァーリの結婚・戴冠式などが行われました。聖堂内の壁画、銀メッキの浮き彫り、聖三位一体像、銀のシャンデリアなど非常に珍しく、貴重なものです。

救世主キリスト聖堂
CHRIST THE SAVIOR CATHEDRAL
観光ポイント

開館時間:8:00~18:30

休館日:なし(宗教行事等で入れない場合があります。)

最寄りの地下鉄駅:クラポートキンスカヤ

1883年に完成した当時モスクワで最も高い建物とされていました。1931年にスターリンの命令によって取り壊され、野外温水プールとなりました。但し、ソ連崩壊後、モスクワ市長のルシコフ氏によって再建されました。パステルピンクの非常に鮮やかな内装には目を奪われます。

(注意)内部撮影不可です。
クスコボ宮殿
KUSKOVO PALACE
観光ポイント

入場時間:10:00~15:00

休館日:月、火、月末の水曜日

最寄りの地下鉄駅:リャザンスキー・プラスペクト

オスタンキノ宮殿の所有者であるシェレメーチェフ伯爵家の夏の別荘として、40年かけて建設されました。敷地内には木造の宮殿のほか、人工池や温室等がバランス良く配置されています。宮殿内には18~19世紀の調度品を、陶器博物館では様々な伝統技術を駆使した陶器を見学する事ができます。

聖ワシリー寺院
St. Basil’s Cathedral
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00(冬季は11:00~17:00)

最寄りの地下鉄駅:プローシャチ・レヴォリューツィ

赤の広場の南側に立ち、1560年にイワン雷帝によって建てられたロシアの中で最も有名な聖堂です。合計9つの玉ねぎのような形のドーム(屋根)が特徴であり、そのひとつひとつが教会になっています。

クリン観光・チャイコフスキー博物館
CHAIKOVSKY’S HOUSE
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:水、木、最終月曜日

モスクワから車で約2時間(約90km)

ロシアを代表する作曲家ピョートル・チャイコフスキーが晩年の1年間を過ごした家です。書斎兼居間には愛用のグランドピアノがあります。毎年行われるチャイコフスキーコンクールの入賞者には、このピアノを弾く栄誉が与えられます。

クレムリン教会広場
KREMLIN CATHEDRAL SQUARE
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

クレムリンの内部、サボールナヤ広場には数多くの歴史的教会が建造されています。14世紀にモスクワ公国の総本山として建てられたウスペンスキー寺院を始めとする、5つの教会群を見学できます。

クレムリン武器庫
ARMORY CHAMBER
観光ポイント

開館時間:10:00~、12:00~、14:30~、16:30~

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

16世紀頃から武器や鎧を製作する工房でしたが、19世紀初頭より博物館となり、戦利品、外国からの贈り物、皇帝ゆかりの品々が保管されるようになりました。中でもエカテリーナ2世の戴冠式で使われた398カラットのダイヤモンドの王冠は見物です。

(注意)ビデオ撮影禁止です。写真撮影料金が別途掛かります。
コローメンスコエ
KOLOMENSKOE(世界遺産)
観光ポイント

入場時間:10:00~18:00

休館日:月曜日

最寄りの地下鉄駅:コローメンスカヤ

モスクワ川右岸の自然保護公園内にある、14~18世紀の寺院や家屋の建築遺産の宝庫です。ロシア的な風景と文化を知る絶好の場所にあります。モスクワ川沿いに広がる自然公園は歴代皇帝達の別荘村でした。1994年に世界文化遺産に登録されました。

サンクトペテルブルク

「サンクトペテルブルク ~美術の街~」

ロシア第二の都市。中心部を流れるネヴァ川と93にも及ぶ運河と河川、342もの橋そして美しいヨーロッパの街並みから「北のヴェネツィア」と呼ばれている。街の中心には目抜き通りであるネフスキー大通りがあり、人気の観光スポットだ。名前は「聖ペトロの街」という意味で、都市を築いたピョートル大帝が自身と同じ名前の聖ペトロの名を冠して付けたものである。

ロシア帝国がバルト海への出口を求めてスウェーデンとの間で起きた北方戦争のさなかでサンクトペテルブルクを勝ち取るとピョートル大帝により建都の命が出された。元々は荒涼たる沼地であったが、1703年5月に街が築かれロシア帝国の首都となった。その後、ロシア帝国時代は政治の中心地として栄えるが、ロシア革命の後、ソビエト連邦が設立されると他国からの侵略を恐れ内地であるモスクワに首都を戻し、現在も首都の座はモスクワに譲っている。

また、都市の名前が幾度も変わっていることも特徴で、建設時は現在と同じサンクトペテルブルクだったが、1914年の第一次世界大戦のおり、ドイツ帝国と交戦したことでドイツ語風の都市の呼び方からペトログラードへとロシア語風に改名された。そしてソビエト連邦成立後はソ連建国の父であるウラジーミル・レーニンにちなんでレニングラードと改称された。ソビエト連邦崩壊後は住民投票により建設時のサンクトペテルブルクが選ばれ、現在もその名で呼ばれている。

観光スポット情報

エルミタージュ美術館
HERMITAGE MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:30~18:00(水・金は21:00まで)

休館日:月曜日

最寄り地下鉄駅:アドミラルテイスカヤ駅

ロシアが世界に誇る世界屈指の美術館。300万点を超える収蔵美術品の数々はまさにロマノフ王朝の美の結晶。

エカテリーナ宮殿
EKATERINA PALAC(世界遺産)
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:火、最終月曜日

最寄りの地下鉄駅:モスコフスカヤ(更に乗合バスで約30分)

女帝エカテリーナ1世がペテルブルグ近郊に作らせた夏の離宮です。ロシアバロック様式の建物で端から端まで300m以上、中央広間は800平方メートルもあり金箔と鏡で埋め尽くされています。特に有名なのは琥珀の間です。また、大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に謁見した場所としても知られています。

ピョートル夏の宮殿
PETER’S SUMMER PALACE
観光ポイント

開館時間:10:30~17:00

休館日: 月、最終火曜日

ペテルブルグ創始者ピョートル大帝の離宮です。大小の噴水のある庭園が有名で、噴水の放水時期は5月半ば~10月初めまでとなります。エルミタージュ美術館前の船着場より水中翼船が運航(5月末~9月中旬)しています。

スモーリヌイ修道院
SMOLYNY CATHEDRAL
観光ポイント

開館時間:11:00~18:00

休館日:木曜日

ネヴァ川が湾曲する左岸地区にあるバロック様式の美しい女子修道院です。ロシア革命の際にレーニンの革命本部がありました。

プーシキンの家博物館
PUSHIKIN APARTMENT MUSEUM
観光ポイント

開館時間:11:00~17:00

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ゴスチーヌィ・ドヴォール / ネフスキー・プロスペクト

ロシアの国民詩人、アレクサンドル・プーシキンが決闘の2日後に息を引き取った家です。今でも身の回りの品々が当時のまま保存されています。

ペトロパブロフスク要塞
THE PETER & PAUL FORTRESS
観光ポイント

開館時間:11:00~17:00、11:00~16:00(火曜日のみ)

休館日: 水、最終火曜日

最寄りの地下鉄駅:ゴリコフスカヤ

ペテルブルグ建設の起点となった小さな島です。周りは厚い壁で囲まれていて中央にペトロパブロフスク寺院があり、内部は金箔の木彫りで飾られた祭壇や石棺があります。最後の皇帝ニコライ2世の家族も、銃殺されたエカテリンブルグからこちらに運ばれて埋葬されました。

マリインスキー劇場
MARIINSKY THEATRE
観光ポイント

最寄りの地下鉄駅:センナヤ・プローシャ

旧キーロフ劇場として世界的に有名です。ほぼ毎晩オペラまたはバレエを堪能することが出来ます(夏季は休演)。また、この本館とは別に近くに新館・コンサートホールも出来ました。

ユスポフ宮殿
USPOVSKY PALACE
観光ポイント

開館時間:12:00~16:00

休館日:なし

最寄りの地下鉄駅:センナヤ・プローシャチ

外観はクラッシック様式ですが内部はバロック様式になっています。宮殿内には豪華なインテリアにカラフルな天井画、円形のセレモニーホール、古典スタイルの赤と青の客室、200席あるバロックスタイルの家族劇場があります。 また、怪僧ラスプーチンが暗殺された部屋もそのまま残っています(地下の部屋は入場制限有り)。

血の上の教会
SPAS NA KROV
観光ポイント

開館時間:11:00~18:00

休館日:水曜日

最寄りの地下鉄駅:ゴスチーヌィ・ドヴォー

アレクサンドル2世が暗殺された場所に立つ教会です。内部は308点にも及ぶすばらしいモザイク画が全面に施されています。

聖イサク寺院
ST.ISAAC’S CATHEDRAL
観光ポイント

入場時間:11:00~18:00

休館日:水曜日

最寄りの地下鉄駅:ゴスチーヌィ・ドヴォール/ネフスキー・プロスペクト

金色ドームの寺院。世界でも最も大きな教会建築のひとつです。中は豪華な装飾で32種に及ぶカラフルな大理石の壁、112本の花崗岩の列柱、浮彫装飾、イコン等を見ることができます。

青銅の騎士像
THE BRONZE HORSEMAN
観光ポイント

最寄りの地下鉄駅:ゴスチーヌィ・ドヴォール

プーシキンの叙情詩「青銅の騎士」にもうたわれているピョートル大帝の騎士像です。デカブリスト広場に建っており、北方戦争の勝利を示しています。エカテリーナ2世が建造を命じ、1782年に完成しました。

ハバロフスク

「ハバロフスク ~アムール川の街~」

極東ロシアの都市。街はアムール川とウスリー川の合流地点にあるため水運に恵まれているが冬には凍結する。名前の由来はかつてのアムール川の流域を探検したエロフェイ・ハバロフにちなんで付けられたものである。シベリア鉄道において重要な拠点であり、コムソモリスク・ナ・アムーレへの分岐点もある。観光としては繁華街であるムラヴィヨフ・アムールスキー通りや教会広場、5,000ルーブル札に描かれているアムール川が見どころである。スパソ プレオブラジェンスキー大聖堂は高さ83m、収容人数3,000名の極東ロシアで一番大きな教会であり、ロシア国内でも3番目の高さを誇る教会である。ロシア教会独特の玉ねぎの屋根を持ち、堂内の唯美なフレスコ画はモスクワからやってきた画家達によって描かれたものである。広大な敷地を持つディナモ公園にはチェブラーシカやロシア童話の主人公達の像もあり、ロシア人にとっての憩いの場となっている。

ウラジオストク同様、ロシアの領土となったのは近代に入ってから、 1858年アイグン条約以降のことでそれ以前は清の領土であった。 1895年にはハバロフカという要塞村がハバロフスクという街になった後は極東進出の拠点として重視された。シベリア出兵の際には日本軍によって占領されるが、1922年の撤退後はソ連の政権下に入る。ソ連時代にも極東進出の拠点として重視され、同時に数少ない外国人開放都市であったためシベリア鉄道の乗客にとっても重要な拠点であった。長らく極東ロシアの顔として栄えた街だったが、2018年12月に極東連邦管区の本部が ウラジオストクに移ったため、その役目を譲っている。

観光スポット情報

極東美術館
FAR EAST ART MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:00~19:00

休館日:月曜日

ロシアの有名画家レーピンの作品を始め、ロシア正教のイコン、西ヨーロッパの海外も展示されています。また、シベリアの少数民族のコーナーもあります。

郷土博物館
LOCAL LORE MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:月曜日、最終金曜日

最寄りの地下鉄駅:ビブリアチェーカイーメニレーニナ

1896年にロシア地理学会のアムール川流域支部として設立された博物館。極東、沿海州の歴史・風俗の他に黒沢明監督作品の「デルス・ウザーラ」の展示もあります。

アムール川
AMUR RIVER
観光ポイント

ロシアと中国との国境線でもある大河です。インツーリストホテルからの眺めはシベリアの大地の大きさを感じさせてくれます。写真はアムール川遊覧船の船着場です。

ウラジオストク

「ウラジオストク ~日本から一番近いヨーロッパ~」

極東ロシアの都市であり、日本から見て一番近いヨーロッパとも言われる。 名前は『東方を支配する』という意味。街の中心の金角湾とそこにかかる黄金橋が街のシンボルとなっている。鷲ノ巣展望台からは街を一望することができ、観光客がよく訪れるスポットとなっている。また、客船ターミナルに隣接した鉄道駅はシベリア鉄道の極東方面からの始発駅となっており、モスクワまで一週間をかけて列車の旅を楽しむことが出来る。

ロシアの領土となったのは近代に入ってから1860年北京条約締結によってであり、それ以前は清の領土であった。ソ連時代には要塞都市として発展をし、冷戦の際は閉鎖都市となりソ連の国民を含め市外居住民の一切の立入りが禁止された。ソ連が崩壊すると閉鎖が解除され 近年ではAPECの開催や電子査証の適応、ロシア航空会社の国際線のみならず、日本航空会社の乗り入れが開始されるなど、海外への窓口として機能している。

本島の南にはルースキー島がある。戦争時にはウラジオストク軍港を守る要塞として重視され、様々な軍用施設が建設された。ソ連時代は本島同様に閉鎖状態となり、海軍の施設増強が行われた。ロシアとなった後はリゾート化が計画され、2012年にはルースキー島連絡橋が完成、ロシアAPEC首脳会議が開催されるとリゾート化が進行した。2016年には『プリモルスキー・オケアナリウム』という巨大水族館が開設されるなど、ロシア政府としての注目度が大きいことが伺える。

観光スポット情報

鷲の巣展望台からの夜景
EAGLE’S NEST
観光ポイント

ウラジオストクでもっとも標高の高い丘が「鷲の巣」と呼ばれており、展望台になっています。眼下にウラジオストクの中心街、金角湾とウラジオストク港が全て見渡せます。

アルセーニエフ博物館
ARSENIEV MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00(土、日 10:00~17:00)

休館日:月曜日

帝政ロシア時代(日本の大正時代)に横浜正金銀行浦潮支店があった、赤レンガ造りの建物が博物館。ウラジオストック地域の歴史・地理等の他に、大正時代には日本人が6000人近く住み、日本人街が形成されていた様子も見ることが出来ます。

ウラジオストク要塞博物館
FORTRESS MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:なし

かつてウラジオストクが東の要塞として発達した歴史が垣間見られる博物館。時代順に展示されていて、日本との時代背景が想像出来ます。

潜水艦C-56博物館
C-56 SUBMARINE MUSEUM
観光ポイント

開館時間:9:00~20:00

休館日:なし

ソ連太平洋艦隊の潜水艦をそのまま港の公園内で展示して中を公開しています。中には第二次世界大戦時代の写真も展示されています。

観光スポット情報

ウスペンスキー大聖堂
USPENSKY CATHEDRAL(世界遺産)
観光ポイント

開館時間:13:30~16:30

休館日:月曜日

モスクワから北東におよそ190kmの町、ウラジーミルにあるロシア正教の聖堂です。1158年~1160年に建設されました。中世ロシア芸術の宝庫である寺院内には、イコン画家アンドレイ・ルブリョフによる「最後の審判」が保存されています。この寺院を手本に、イタリアの建築家によってモスクワクレムリン内のウスペンスキー大聖堂が建築されました。15世紀のイワン3世まで、ウラジーミルやモスクワ大公の戴冠式はここで行われました。

ポクロフ・ナ・ネルリ教会
POKROV NA NERLI CHURCH(世界遺産)
観光ポイント

ウラジーミルから北東へ約10kmの所にある、ボゴリューボヴォという小さな町のネルリ川の中州にひっそり佇む12世紀に建てられた教会です。夏になると水面に浮かんだように見える姿が非常に美しく、ロシア建築の白鳥と言われています。

黄金の門
GOLDEN GATE(世界遺産)
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:木曜日、最終金曜日

交通 / モスクワ クールスク駅より電車にてウラジーミルまで

ウラジーミルの西を守る白壁の大門です。元はタタールからの大軍を撃破するための砦でした。扉に金メッキの銅版が貼られていた事から、黄金の門と呼ばれるようになりました。

スズダリ
SUZDAL
観光ポイント

交通 / モスクワのクールスク駅から電車でウラジーミルまで行き、その後バスを利用。

モスクワから北東へ約220kmにある、静かな農村地帯です。50近くもの中世の宗教建築群が点在し、教会の町といった言葉がぴったりです。 1992年には「ウラジーミルとスズダリの白亜の建造物群」が世界文化遺産に登録されました。

木造建築博物館
WOODEN ARCHTECTURE MUSEUM
観光ポイント

入場時間:10:00~19:00(博物館のみ)

休館日:最終金曜日

交通:モスクワ クールスク駅から電車でウラジーミルまで、その後バスを利用

恵まれた自然の中に農村地帯画広がる小さな町スズダリ。修道院や教会が多く、町そのものが博物館の様ですが、その中のちょっと変わった博物館が木造建築野外博物館です。敷地内には木造の教会や農家などが集められています。

ウスペンスキー聖堂
USPENSKY SOBOR
観光ポイント

開館時間:10:00~16:00

休館日:なし

交通:モスクワ ヤロスラーブリ駅から電車にてセルギエフ・ポサードで下車

修道院の中央に位置し、金色の丸屋根と鮮やかな青地に星を散りばめた葱坊主が印象的です。モスクワのクレムリン内にあるウスペンスキー寺院を真似て16世紀に建造されました。17世紀のフレスコ画が見られます。

おもちゃ博物館
IGRUSHKA MUSEUM
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:月、火、最終金曜日

セルギエフ・ポサードの大修道院前の坂道を登って行くとちょっとした高台にレンガ色の建物があり、その中が博物館になっています。1918年に創設され、青銅器時代から現代まで、その時代の各国のおもちゃが展示されてます。勿論、日本のお雛様や市松人形等も展示されてます。セルギエフ・ポサードはもともとロシアの伝統工芸品『マトリョーシカ』の産地でもあります。

トロイツェ・セルギエフ大修道院
TROITSE SERGIEV LAVRA
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:なし

交通:モスクワ ヤロスラーブリ駅から電車にてセルギエフ・ポサードで下車

モスクワから北東に約70km、車で約2時間。12mもの高さの城壁に囲まれた寺院群です。かつてはロシア正教の総本山でした。日帰りでも行ける為、モスクワの喧騒に疲れた心を癒すにはちょうど良い場所です。1992年に世界文化遺産に登録されました。

チェルニゴフスキー僧院
CHERNIGOV SKETE
観光ポイント

セルギエフ・ポサードの町を抜けて行くと森の中にひっそりと佇んでいるレンガ造りの教会。教会の裏には洞窟へ通じる階段があり、かつて修道士が洞窟の中に祈りの場を開いていた。16世紀のフレスコ画のオリジナルが薄らと残っており、聖なる泉が湧き出ている。

聖セルギーの井戸
WELL OF ST.SERGI
観光ポイント

セルギエフ・ポサードのトロイツェ・セルギエフ大修道院の中にある井戸です。色鮮やかなとても可愛らしいデザインの塔の中に聖水が湧き出る井戸があり、多くの信者が列をなして汲みに訪れます。

大食堂
SERGIEV CHURCH
観光ポイント

セルギエフ・ポサードのトロイツェセルギエフ大修道院の中にある教会の一つです。修道士達の大食堂として利用されていました。建物の中は多くのイコン画と金箔に塗られた装飾品とで飾られています。

キジ島
KIZH ISLAND
観光ポイント

開館時間:9:00~20:00(6月~8月末まで)時期によって時間が異なります。

休館日:なし

ペトロザボーツクからオネガ湖を走り水中翼船で1時間15分でキジ島へ到着します(5月後半から10月末まで運行)。キジ島の中で最も有名な木造建築がプレオブランジェンスカヤ教会です。1本も釘を使わずオノとミノだけで建造されました。その他にも島全体にわたって広がる22にも及ぶ木造建築群が見所です。全て世界遺産に指定されてます。

ペトロザボーツク
PETROZAVOTSK
観光ポイント

開サンクトペテルブルグから列車で約7時間(日中)ロシア連邦カレリア自治共和国の首都です。キジ島観光へのアクセスの基点になります。町が出来たのはピョートル大帝が兵器工場を作ったのが町の始まりです。

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